ESTIMATE TEMPLATE

動画編集の見積書、
何を書けばいい?

合計金額だけでなく、含む作業・追加作業・修正・納期・納品形式を分け、開始後に判断できる見積書を作ります。

先に結論

  • 成果物:完成本数・尺・画面比率・納品形式を書く
  • 基本作業:カット・字幕・BGM・色・音・書き出しを分ける
  • 追加作業:台本・素材検索・特急・追加修正を別項目にする
  • 進行条件:初稿日・確認期限・納品日・修正範囲を決める
  • 開始条件:見積書を送るだけでなく、相手の了承を記録してから着手する

「ショート動画編集一式」と総額だけを書くと、後から追加された作業が基本料金に含まれるか判断できません。見積書は値段を伝えるだけでなく、仕事の境界をそろえるために使います。

動画編集の見積書に入れる12項目

項目書く内容確認する理由
1. 宛先会社名・担当者名誰への提案かを明確にする
2. 発行日・番号発行日、管理番号版違いを防ぐ
3. 有効期限この条件で受けられる期限予定と価格の長期固定を避ける
4. 成果物本数、完成尺、縦横比、解像度完成の定義をそろえる
5. 素材条件支給物、元素材尺、使用箇所指定素材確認時間を見積もる
6. 基本作業カット、字幕、BGM、音量、色、書き出し基本料金の範囲を決める
7. 追加作業台本、素材検索、サムネイル、特急対応追加時の判断を早くする
8. 修正無料回数、1回の定義、対象外修正の終了条件を作る
9. 日程素材受領、初稿、確認期限、納品日相手の確認待ちも含めて管理する
10. 納品MP4、プロジェクト、字幕ファイルなど別成果物を分ける
11. 金額数量、単価、小計、税の表示、合計計算根拠を確認できるようにする
12. 支払条件支払期限、方法、必要な手続き納品後の認識違いを防ぐ

税区分、源泉徴収、適格請求書などの扱いは、取引形態や自身の登録状況で異なります。確定的な判断が必要な場合は、取引先の経理担当者や税理士へ確認してください。

料金内訳は「基本・追加・対象外」に分ける

見積もりの内訳は、細かくしすぎるより、追加依頼が来たときに判断できる単位へ分けます。

区分ショート動画の例見積書での扱い
基本作業素材5分まで、粗カット、要点字幕、BGM1曲、1080×1920書き出し基本料金へ含める
追加作業素材超過、全文字幕、台本、画像検索、サムネイル、別尺、特急数量×単価または個別金額
対象外撮影、投稿運用、再生数保証、無制限修正、権利の法的判断対応外または別契約と明記
登録不要・スマホ対応

書類へ入れる前に、最低見積額を計算する

本数、編集・連絡・素材整理・修正の時間、希望時給、外部費用から、案件全体と1本あたりの最低見積額を確認できます。

無料の見積もり計算ツールを使う

ショート動画4本の見積書・記入例

次の例は、素材と台本が支給される60秒以内の縦型動画を想定した構成例です。金額は案件条件と自分の作業時間から決め、例の数字をそのまま使用しません。

明細数量単価備考
ショート動画編集4本[金額]円素材5分/本まで、60秒以内
基本作業一式上記に含むカット、要点字幕、BGM、音量、色、縦型書き出し
無料修正2回/本上記に含む担当者1名が集約した軽微な指示
素材尺超過10分[金額]円5分/本を超えた分
追加修正1回[金額]円3回目以降、着手前に確認

備考欄へ入れる文例

完成物は1080×1920px・MP4・60秒以内を4本納品します。初稿は素材一式の受領後[日数]営業日以内、最終納品は修正指示の確定後[日数]営業日以内です。無料修正は各2回までとし、1回は担当者1名がまとめた指示1件とします。合意後の構成変更、素材差し替え、尺・納品形式の変更、3回目以降の修正は追加見積もりです。

修正・納期・納品形式は金額と同じ欄で確認する

修正は「回数+1回の定義+対象外」

「2回まで」だけでなく、1回を集約済みの指示1件と定義します。自分の誤字や書き出し不備と、依頼者都合の構成変更は分けます。

日程は4点セット

素材受領日、初稿日、相手の確認期限、最終納品日を書きます。確認期限を過ぎた場合は、納品日を再調整することも先に伝えます。

納品形式はファイル名まで具体化

MP4だけか、プロジェクトファイル、元素材、字幕ファイル、サムネイル、横版・別尺も含むかを分けます。プロジェクトファイルは使用ソフトや素材ライセンスによって引き渡せない場合があるため、事前確認が必要です。

無料修正と追加料金の境界を詳しく見る →

見積書を送る前の7点チェック

PDFへ書き出した後に、スマホでも1ページずつ開きます。表の右端、金額、備考、振込・支払条件が切れていないか確認します。

見積書を送っただけで作業を始めない

見積書は条件提示の資料です。送付後は、成果物、作業範囲、日程、修正、金額について相手の了承を、メールやチャットなど記録が残る場所で確認してから着手します。

開始確認の文例

見積書[番号]の内容で、成果物・作業範囲・初稿日・修正条件・納品形式・料金をご確認ください。問題がなければ「上記内容で依頼します」とご返信をお願いします。ご返信と素材一式の受領後に着手し、未確定事項がある場合は開始日と納品日を再調整します。

重要な権利条件、秘密保持、損害賠償、途中解約などがある案件は、見積書だけで完結させず、専門家が確認した契約書を使用してください。本ページは法的・税務上の助言ではありません。

自社の有料テンプレート

見積もりから納品まで、案件ごとに複製する

ヒアリング、見積もり、開始合意、修正、納品確認、実質時給を1つのExcelで管理し、実務文例14種を使える初案件納品キットです。

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3プラン・見積・継続提案まで

単発見積もりを、継続契約の提案へつなげる

見込み客、3プラン、提案、見積、失注理由、納品後の改善提案を8シートで記録する直案件・継続化キットです。

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よくある質問

動画編集の見積書には何を書けばよいですか?

宛先、発行日、有効期限、成果物、基本作業、追加作業、対象外、初稿日と納品日、修正回数と範囲、納品形式、金額と支払条件を記載します。

「動画編集一式」と書くだけでは不十分ですか?

何が基本料金に含まれるか判断できないため、カット、字幕、BGM、書き出しなどの基本作業と、台本、素材検索、追加修正などを分けます。

見積書の有効期限は必要ですか?

予定、外部費用、作業条件が長期間固定されないよう、相手が判断できる期間を設定します。期限後は同じ条件で対応できるか再確認します。

見積書を送れば作業を開始してよいですか?

送付だけで開始せず、成果物、作業範囲、日程、修正、料金などについて相手の了承を記録に残してから着手します。

参照した公開情報