REVISION RULES

修正を往復させず、
範囲外を分ける。

「無料修正2回」と書くだけでは足りません。1回の定義、無料範囲、自分のミス、追加作業を分けます。

先に結論

  • 回数:1〜2回を含める例はあるが、案件ごとに合意する
  • 1回の定義:担当者1名がまとめた修正指示1件
  • 無料範囲:合意した構成・素材・デザインの中で行う軽微な調整
  • 追加作業:合意後の構成変更、素材差し替え、字幕追加、尺変更、3回目以降
  • 自分のミス:誤字・書き出し不備は依頼変更と分けて直す

追加料金を伝える目的は断ることではなく、依頼者が「変更する/現行案で進める」を判断できるようにすることです。

修正回数が増える5つの原因

  1. 確認者が複数:担当者ごとに別の指示が届き、前の修正を戻すことがあります。
  2. 目的が未定:視聴後の行動が決まっておらず、構成の判断が往復します。
  3. 参考動画の解釈違い:テンポ、色、文字、音のどこを合わせるか決まっていません。
  4. 初稿時点で範囲が未合意:全文字幕、素材検索、サムネイルなどが後から追加されます。
  5. 期限と返し方が未定:少しずつ指示が追加され、1回の修正が終わりません。

「2回まで」より先に1回を定義する

修正回数は案件によって決めます。1〜2回を基本料金に含める例はありますが、「1回」が何かを決めなければ上限として機能しません。

曖昧な条件判断できる条件
修正2回まで無料修正2回。1回は担当者1名が期限までに集約した指示1件
細かい修正は無料合意した構成・素材の中で行う誤字、位置、音量、色の軽微調整
大幅修正は別料金構成変更、素材再選定、尺変更、字幕追加、参考動画変更は別見積もり
なるべく早く修正指示の受領後[日数]営業日で提出

確認者を1人にする

依頼者側の確認者が複数でも、編集者へ送る担当者は1名にします。意見が割れた状態の指示を編集者が判断しないようにします。

無料修正・自分のミス・追加作業を分ける

区分扱い
合意範囲の調整文字位置、音量、色、数秒のカット、指定済み文言への変更無料回数に含める
編集者側の不備誤字、指定漏れ、書き出し不良、リンク不備依頼変更と分けて修正
合意後の変更構成、台本、素材、参考動画、完成尺、納品形式の変更追加見積もり
回数超過無料回数後の追加指示1回または時間単位で追加
別成果物横版、サムネイル、字幕ファイル、別尺、投稿代行別項目で見積もり

自分の誤字を「修正1回」と数えると、依頼変更と品質不備が混ざります。振り返りでも原因を分け、次回のチェック工程を改善します。

修正指示は4項目で受け取る

指示が「ここをいい感じに」だけでは、変更後を判断できません。次の形式で、タイムコードごとにまとめてもらいます。

修正依頼フォーマット

[00:12]現状:「無料で使えます」
変更後:「条件付きで無料です」
理由:誤解を避けるため
素材URL:[必要な場合]

チャット、メール、口頭の3か所へ分散した場合は、着手前に1つへまとめて確認を返します。未確定の箇所は仮対応せず、判断待ちにします。

見積もりに入れる修正文例

基本文

無料修正は[2]回まで含みます。1回は、担当者1名が確認期限までに集約した修正指示1件です。合意済みの構成・素材・尺の中で行う軽微な調整を対象とします。構成変更、素材再選定、追加字幕、尺・納品形式の変更、[3]回目以降は追加見積もりをご案内します。

確認期限も加える

初稿確認は[日付・時間]までにお願いします。期限後のご返信は、最終納品日を確認完了から[日数]営業日後へ変更します。複数名で確認する場合は、担当者1名へ指示を集約してください。

追加料金は着手前に伝える

追加作業を見つけたら、作業後ではなく着手前に「対象・金額・納期・選択肢」を伝えます。

追加見積もりの例

ご依頼の[構成変更/素材再選定/追加字幕]は、当初の作業範囲を超えるため、追加[金額]円・納期[日付]で対応できます。現行案の範囲内で進める場合は追加料金はありません。どちらで進めるかご確認ください。

追加料金を受け入れてもらえない場合は、合意範囲の案で進めるか、変更箇所を減らす選択肢を示します。無断で追加作業を行い、後から請求しません。

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修正回数、開始合意、初稿提出、追加料金、納品、継続提案まで、案件ごとに調整して使える文例とExcelをまとめています。

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よくある質問

動画編集の無料修正は何回までが一般的ですか?

案件ごとに異なります。1〜2回を見積もりに含める例はありますが、回数だけでなく、1回の定義、無料範囲、確認期限、追加料金をセットで決めます。

誤字修正も無料修正回数に数えますか?

編集者側の誤字や指定漏れは、依頼者都合の変更と分けて扱います。自分のミスを回数へ含めず、品質不備として修正し、再発防止のチェック項目を追加します。

修正指示が後から追加されたらどうしますか?

最初の指示へ着手する前に、締切まで集約してもらいます。着手後の追加は次の修正回にするか、納期・金額を再確認します。

無制限修正は避けるべきですか?

終了条件がなく、納期と利益を管理できないため、通常は回数・期間・範囲を決めます。長期運用なら月内の本数・修正工数・対応時間を別に設計します。

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