結論:AIツールを選ぶ前に、完成形を15秒に固定する
初心者が止まりやすいのは、機能比較から始めるからです。まず「誰に・何を・何秒で伝えるか」を決め、AIには素材作り、編集ソフトには仕上げを担当させます。
最初の完成条件
縦型9:16/15秒/3カット/伝えることは1つ/書き出しまで終える
AI動画を最初の1本にする7手順
1. 目的を1文にする
「新商品の雰囲気を15秒で伝える」「動画編集サービスの冒頭に使う」など、視聴後に相手へ何を残すかを1文にします。目的が2つあるなら動画も2本に分けます。
2. 画面サイズと長さを決める
X、YouTube Shorts、Instagram Reelsなど縦型で使うなら、最初は9:16で作ります。AI生成はやり直しが起きるため、いきなり60秒ではなく15秒に固定します。
3. 使ってよい素材だけを集める
人物、ロゴ、商品画像、音声、参考動画について、誰が用意し、AI入力と公開をどこまで許可しているかを確認します。案件なら口頭だけでなく、チャットやメールなど記録が残る形にします。
4. 3カットの設計図を作る
| 時間 | 役割 | 例 |
|---|---|---|
| 0〜3秒 | 止める | 変化前の悩み、意外な画 |
| 3〜11秒 | 見せる | 動き、変化、使用場面 |
| 11〜15秒 | 残す | 結論、商品、次の行動 |
5. 1カットずつ生成する
1回で完成動画を狙うと、人物・文字・動きのどこかが崩れたときに全体を作り直すことになります。カットごとに作り、採用する素材だけを保存します。
指示文に入れる6要素
主役/動作/場所/カメラ/光・色/長さと縦横比
例:黒いコーヒーカップを持つ手元。朝の窓辺。ゆっくり寄るカメラ。自然光、落ち着いた青。5秒、縦型9:16。
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6. CapCutなどで人が仕上げる
採用した3カットを並べ、不要な前後を切り、テロップ、BGM、効果音、音量を整えます。AIが作った画に読めない文字が入っている場合は、その部分を使わず編集側で文字を載せます。
7. 書き出し前に4点だけ確認する
- 人物の指・顔・動きに破綻がないか
- 商品、ロゴ、文章に誤りがないか
- 使用素材と生成サービスの利用条件を満たすか
- 公開先に合う縦横比、長さ、音量になっているか
AI動画は「生成」と「編集」を分けると失敗が減る
| 工程 | AIに任せやすい | 人が確認する |
|---|---|---|
| 企画 | 案出し、構成の候補 | 目的、事実、ブランド |
| 素材 | 背景、動き、仮映像 | 権利、人物、ロゴ、破綻 |
| 編集 | 文字起こし、無音検出 | テンポ、読みやすさ、音量 |
| 納品 | チェック項目の整理 | 最終ファイル、説明、許諾 |
ByteDanceの公式情報では、Seedance 2.0はテキスト・画像・音声・動画を入力として扱うと説明されています。ただし、使える機能、料金、提供地域、商用利用条件はサービスごとに確認が必要です。
最初から記録しておく3つの数字
- 生成回数:採用1カットに何回かかったか
- 実質原価:生成費+確認・編集時間
- 採用率:作ったカットのうち納品に使えた割合
この3つが分かれば、案件の見積もりで「AIだから安い」と決めつけず、やり直しを含む原価から金額を考えられます。
作った1本を案件へつなげる
作品を増やすだけでなく、用途、制作時間、担当範囲、修正条件を説明できる形にします。副業として作品・原価・提案・納品までの全体像を先に確認する場合は、AI動画副業の始め方8手順へ進めます。提案先と営業を詳しく決める手順は、AI動画制作で最初の案件を取る7手順で確認できます。
よくある質問
AI動画は無料だけで始められますか?
無料枠があるサービスもありますが、回数、透かし、商用利用、出力品質の条件は異なります。公開や案件利用の前に公式の料金と利用規約を確認してください。
動画編集の経験がなくても作れますか?
作れます。15秒・3カットに絞り、生成した素材をCapCutなどで並べ、文字と音を整える流れから始めると理解しやすくなります。
AIだけで完成させた方が早いですか?
必ずしも早くありません。生成のやり直しが増えることがあるため、AIは素材作り、編集ソフトは長さ・文字・音・納品形式の調整と役割を分ける方が安定します。