結論:写真・テンプレから作るならCanva。撮影素材を細かく整えるならCapCut
- 商品写真、告知、ロゴ、ブランド統一:Canvaから試す
- 撮影済み動画、不要部分のカット、自動字幕、細かなタイミング:CapCutから試す
- 両方必要:Canvaで画面素材、CapCutで動画編集と役割を分ける
どちらにも動画編集機能はありますが、得意な入口が違います。今ある素材と、完成までに一番時間がかかる工程を基準にします。
現在は公式ページへの通常リンクです。成果報酬リンクではありません。
CanvaとCapCutを7項目で比較
| 比較項目 | Canva | CapCut |
|---|---|---|
| 得意な入口 | 商品写真、文字、ロゴ、テンプレート | スマホやカメラで撮影した動画、長尺素材 |
| 主な編集の考え方 | ページ・場面を組み、デザインを整える | タイムライン上で映像・音・字幕を調整する |
| カット・字幕 | 基本的なカット、文字、アニメーションを行える | カット位置や字幕のタイミングを細かく直しやすい。自動字幕はWeb・PC・モバイルに対応 |
| テンプレ・ブランド | 告知、SNS、プレゼンなどへ展開し、色・ロゴ・フォントをそろえやすい | SNS動画テンプレート、効果、トランジションを編集へ使いやすい |
| 端末 | ブラウザ、デスクトップアプリ、モバイルアプリ | Web、デスクトップ、モバイル。機能差があるため使用端末で確認 |
| 無料・有料 | Freeで基本編集。Proはプレミアム素材、背景透過、サイズ変更、ブランド管理、予約投稿などを拡張 | 無料で基本的なカット・結合・効果。Proは高度なAI、素材、クラウドなどを拡張。価格・対象機能は表示環境で確認 |
| 商用素材 | Free/Pro、Branded Content、Popular Musicなど素材区分を確認 | Commercial Use、Dual Use、Non-commercial Use、音源区分を確認 |
機能、料金、無料枠は地域・端末・契約経路・プランで変わります。表は入口を決めるための整理であり、契約直前の公式画面を最終情報としてください。
Canvaが向いている人
- 商品写真3枚と短い文章から15〜30秒の告知動画を作りたい
- 動画だけでなく、サムネイル、SNS画像、資料も同じデザインで作りたい
- ロゴ、色、フォントをそろえてブランド感を保ちたい
- 複雑なタイムラインより、テンプレートの文字と素材を入れ替えて完成させたい
- 縦型・正方形・横型へ同じ企画を展開したい
Canva公式は、YouTube、Instagram、TikTok向けテンプレート、動画・写真・BGM・効果音、文字、アニメーション、自分の素材のアップロードを案内しています。特に「撮影素材を長時間編集する」より、「見せたい情報をデザインして動かす」用途から比べると判断しやすくなります。
無料版で足りる境界を先に確認
自分の素材と無料素材だけで完成できるか、Pro素材・背景透過・リサイズ・予約投稿が毎月必要かを分けます。
Canva無料版とProの違いを見るCapCutが向いている人
- 撮影したトーク動画の不要部分を短く切りたい
- 音声から自動字幕を作り、誤字と表示タイミングを直したい
- 映像、音声、BGM、効果、字幕をタイムラインで重ねたい
- スマートフォン中心でショート動画を完成させたい
- カットの間、字幕の出入り、効果のタイミングを細かく調整したい
CapCut公式は、基本的なカット・分割・結合・効果に加え、Web・デスクトップ・モバイルでの自動字幕を案内しています。ただし、同じ名称の機能でも端末や地域により表示・利用範囲が異なる場合があります。普段使う端末で、字幕生成から書き出しまでを確認してください。
Proは削減できる時間から判断
有料素材やAI機能の数ではなく、1本あたり何分短くなり、月何本で料金を上回るかを計算します。
CapCut無料版とProの判断基準を見る仕事で使うなら、アプリ名ではなく素材ごとの条件を見る
自分で撮影した動画・写真・録音や、依頼者から正しく提供された素材は、権利関係を確認したうえで編集できます。注意が必要なのは、サービス内のテンプレート、写真、動画、ステッカー、フォント、音源です。
Canvaで確認すること
- 素材がFreeかProか
- Branded Content、Popular Music、Education Contentなど別条件の区分ではないか
- 素材そのものを再配布・販売する形になっていないか
- 人物、ロゴ、商品、商標が映る場合に用途上の追加確認が必要か
- 依頼者へ渡すデザインの移転条件を満たすか
CapCutで確認すること
- テンプレートや素材に「Commercial Use」など商用利用可能な表示があるか
- Non-commercial Use Materialを含めていないか
- Dual Use Materialの用途と地域条件を満たすか
- 通常のSoundsか、Commercial Soundsか
- Commercial SoundsをCapCut・TikTok・TikTok for Business以外で使う場合に別許諾が必要ではないか
混ぜた素材は、最も厳しい条件で考える
CapCutの素材ライセンスでは、Dual Use MaterialとNon-commercial Use Materialを同じプロジェクトで使うと、そのプロジェクトは非商用利用に限定されます。案件では「一部だけ商用可」では足りません。使った素材を一覧にし、公開先まで含めて確認します。
CanvaとCapCutを併用するなら、工程を重ねない
- CapCutで撮影素材の粗編集:不要部分、話す間、字幕、音量を整える
- Canvaで画面素材を作る:タイトルカード、図解、商品画像、ロゴ入りの終了画面を作る
- Canva素材を動画または画像で書き出す:最終動画と同じ縦横比、必要な画質で保存する
- CapCutへ読み込んで仕上げる:画面素材を重ね、表示時間と音を合わせる
- 最終確認:字幕、画質、音量、セーフゾーン、使った素材のライセンスを確認する
反対に、CanvaとCapCutの両方で毎回カット・字幕・色調整をすると、修正箇所が分散します。「本編はCapCut、デザイン素材はCanva」のように責任範囲を固定すると、修正時に戻る場所が明確です。
併用が不要な例
文字と写真を3枚並べるだけならCanvaだけ、撮影した会話をカットして字幕を付けるだけならCapCutだけで完了できます。2つ目のツールは、同じ作業を繰り返すためではなく、足りない1工程を補うために使います。
無料版で行う30分比較テスト
- 同じ素材を用意:15秒の撮影動画1本、商品写真2枚、40文字以内の文章を使う
- 完成条件を固定:9:16、15秒、字幕あり、BGMあり、最後にロゴを表示する
- Canvaで15分:テンプレートまたは白紙から完成まで進める
- CapCutで15分:同じ素材と条件で完成まで進める
- 5項目を記録:作業時間、迷った回数、修正しやすさ、有料表示、書き出し結果
- 入口を決定:次の3本も速く作れそうな方を主編集ツールにする
よくある質問
動画編集の初心者にはCanvaとCapCutのどちらがおすすめですか?
商品写真、文字、テンプレートから告知動画を作るならCanva、撮影済み動画の不要部分を切り、自動字幕と細かなタイミングを整えるならCapCutから試します。初心者かどうかより、最初に持っている素材で選ぶ方が確実です。
CanvaとCapCutは無料で動画を作れますか?
どちらも無料で基本編集を試せます。ただし、プレミアム素材、AI機能、クラウド、書き出し条件などはプラン・端末・地域で異なります。同じ15秒素材を無料範囲で完成させ、必要な有料機能だけを確認してください。
CanvaとCapCutを仕事の動画に使えますか?
自分が権利を持つ素材は利用できますが、サービス内の写真、動画、音源、テンプレートは素材ごとに条件が異なります。CanvaはFree・Proコンテンツの区分、CapCutはCommercial Useなどの表示と素材ライセンスを案件ごとに確認します。
CanvaとCapCutを両方使ってもよいですか?
使えます。Canvaでタイトルカードやブランド画像を作り、CapCutで撮影素材のカット・字幕・音を整える分担が考えられます。書き出して移すたびに画質、音量、素材ライセンス、再編集しやすさを確認します。